すでに陸自幹部OBのmaximam357の班長殿が書いてますけど。
http://maximam357.iza.ne.jp/blog/entry/2124562/
>北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」
・防衛大臣直轄というのは書き方に問題があるねぇ。
・だって 自衛官(すなわち日本における武官)の最高位の統合幕僚長直轄の部隊なんですから。
組織図を見てみればわかりますが、自衛隊情報保全隊の上級部隊は
統合幕僚監部
です。文民の防衛大臣の権限がいかに大きかろうとも自衛隊に対する命令はここを通さなければなりません(所掌事務によってはいきなり陸海空の各幕僚監部を通す場合もあります)。
もともと自衛隊において各地方を担当する方面隊に所属しないで、中央で働く組織を直轄部隊と定義しているはずなんですけどねぇ。
当然のことながら文民である防衛大臣が「あいつを調べろ、こいつを監視下に置け」などという命令が下せるような仕組みにはなってないと思いますよ。武官というのは内局に手を突っ込まれるのを嫌がりますからねぇ、基本的に。
それから自衛隊情報保全隊の任務として
「自衛隊に対する外部からの働きかけ等から部隊を保全するために必要な資料及び情報の収集整理」
という奴があります。このばあい思想の右左は関係ないでしょう。過激さを問題とされるはずです。昔は左派が物凄く元気だったので専ら左翼過激派が調査対象だったのですが、現在のように左派がこれだけ衰退してしまうと、かわりにカルト系が調査対象になっただけのことです。ほかには一水会の鈴木邦夫氏(この人は温厚で市井のノンポリと大して変わらないような気もする)も昔の調査部に呼び出されて尋問を受けたことがあるそうです。まぁ、新右翼の場合は公安警察の監視対象にもなってますけどね。
→「たもさん」も「ヒゲの隊長」もその発言が「自衛隊OBとしての許容範囲を逸脱している可能性がある」と自衛隊内部で判断されたということですかねぇ……。「酒も女もにごうまで」と公言しちゃうお茶目なたもさんとか、「友人としてではない、兄弟としてあなた達を助けに来た」と言ってサマワの有力者の感涙を誘ったというヒゲの隊長の人柄は好きなんですけど、個人的に。
さらに自衛隊情報保全隊が自衛官以外の人間や団体を調査する事自体は、別に違法でも何でもありません。ただ、法的根拠がないので捜査権・逮捕権などはないため隊外調査はすべて任意捜査になります。
昔の調査隊時代には現与党の先生方(特に社会党系・民社党系)も調査対象となっていた(そのときの政権与党は当然のことながら自民党)と思うのです。
「愛国者だから」というような手前味噌な発想は止めた方が良いですよ。
まぁ、仮にゲシュタポとSDが現在存在していたら「ネオナチ」は確実に過激団体として排除されたことでしょう。
ちなみに「国家間の大競争時代を生き残るために、戦前の内地憲兵を復活させよ!」と主張している私が、
もし著名な言論人だったら確実に情報保全隊からも公安警察からも調査対象になっているに違いないと思います。
by 河童工房【’◇’】
打ち上げ直後に爆発飛散か?